第1回 64bit Windowsのメリットとは

4Gbytes以上のメモリを搭載した場合のメモリ・マップシステムの物理的なメモリ・アドレス空間のマップ。CPUから見ると、メモリやデバイスはこのような物理アドレスで参照できる。システムにメモリを装着すると、まず4Gbytes以下の領域に割り当てられ、そこがいっぱいになると次に4Gbytes以上の領域に割り当てられる。デバイス領域に相当する部分のメモリがどうなるかはシステム次第である。システムによっては単に使えなくなるだけのものもあるし、上位メモリ領域に再マップ(リマップ)されて使えるようになるものもある。(クライアント向けの)32bit版のWindow OSは、4Gbytes以下の物理メモリ・アドレス空間にしかアクセスできない。4Gbytesよりも上の部分は管理外メモリ領域となる。64bit版のWindows OSはシステムのすべての物理メモリ・アドレス空間にアクセスできる。4Gbytes以上のアドレス空間にあるメモリ(リマップされたメモリを含む)を利用したい場合は、64bit版のOSを利用するとよい。

4Gbytes以上のメモリを搭載した場合のメモリ・マップシステムの物理的なメモリ・アドレス空間のマップ。CPUから見ると、メモリやデバイスはこのような物理アドレスで参照できる。システムにメモリを装着すると、まず4Gbytes以下の領域に割り当てられ、そこがいっぱいになると次に4Gbytes以上の領域に割り当てられる。デバイス領域に相当する部分のメモリがどうなるかはシステム次第である。システムによっては単に使えなくなるだけのものもあるし、上位メモリ領域に再マップ(リマップ)されて使えるようになるものもある。(クライアント向けの)32bit版のWindow OSは、4Gbytes以下の物理メモリ・アドレス空間にしかアクセスできない。4Gbytesよりも上の部分は管理外メモリ領域となる。64bit版のWindows OSはシステムのすべての物理メモリ・アドレス空間にアクセスできる。4Gbytes以上のアドレス空間にあるメモリ(リマップされたメモリを含む)を利用したい場合は、64bit版のOSを利用するとよい。