第1回 Hyper-V 2.0のライブ・マイグレーションの基礎知識

仮想マシンのメモリ設定量・使用領域とダウンタイムのテスト結果のグラフこのグラフはホスト全体が低負荷状態であったものを用いている。縦軸がダウンタイム(秒)で、ダウンタイムが短いほど、高速なマイグレーションが可能になる。この結果から、仮想マシンに割り当てるメモリが多いほどダウンタイムは長くなるし、ファイル・キャッシュが蓄積すればするほど、ダウンタイムが大幅に延びてしまうことが分かるだろう。なお「RAM=」は仮想マシンに割り当てたメモリ設定量、横軸は割り当てたメモリのうち、ゲストOSが実際に使用している容量を示している。例えば仮想マシンに16Gbytes割り当てていても(図中の水色の線)、1Gbytes(左端)しか使用していなければダウンタイムは49.25秒だが、キャッシュなどでほとんどすべて使用していると、172.55秒となる。

仮想マシンのメモリ設定量・使用領域とダウンタイムのテスト結果のグラフこのグラフはホスト全体が低負荷状態であったものを用いている。縦軸がダウンタイム(秒)で、ダウンタイムが短いほど、高速なマイグレーションが可能になる。この結果から、仮想マシンに割り当てるメモリが多いほどダウンタイムは長くなるし、ファイル・キャッシュが蓄積すればするほど、ダウンタイムが大幅に延びてしまうことが分かるだろう。なお「RAM=」は仮想マシンに割り当てたメモリ設定量、横軸は割り当てたメモリのうち、ゲストOSが実際に使用している容量を示している。例えば仮想マシンに16Gbytes割り当てていても(図中の水色の線)、1Gbytes(左端)しか使用していなければダウンタイムは49.25秒だが、キャッシュなどでほとんどすべて使用していると、172.55秒となる。