第3回 進化したPowerShell 2.0 リモートのPowerShellを対話的に操作する例New-PSSessionというコマンドレットを用いると、リモート・サーバ上にPSSessionと呼ばれる固定接続セッションを作成して、同じPSSessionに対して何度もInvoke-Commandコマンドレットで処理を実行できる。ここではWindows 7クライアントから実施している。 (1)リモート・サーバのコンピュータ名を指定してPSSessionを作成する(検証した環境では認証が必要なため、Get-Credentialコマンドレットを併用し、認証用ダイアログを表示させている)。 (2)PSSessionが作成され、現在のPSSessionの一覧が表示される。 (3)Enter-PSSessionコマンドレットにより、先ほど作成したPSSessionに入る。 (4)プロンプトの先頭に「[<リモート・サーバ名>]: 」が付加され、リモートのPowerShellの操作をしていることが分かる。ここで入力しているコマンドレットはリモート・サーバ上で実行されている。なお、PSSessionを抜けるにはexitと入力する。 記事に戻る 牟田口大介(Microsoft MVP for Data Center Management - PowerShell),著