第4回 Exchange Server 2003の情報共有機能 パブリック・フォルダのアクセス権を設定する必要なら、メッセージの作成や参照などのアクセス権を変更できる。 (1)[名前]に一覧される「既定」は、Exchange Server組織内のすべてのユーザーを意味し、「作成者」という役割が割り当てられている。「作成者」は、アイテム(メッセージ)の作成(返信も含む)と自分が作成したアイテムの編集、すべてのアイテムとサブ・フォルダの参照が可能である。ただし、ほかのユーザーが作成したアイテムの編集は行えない。 (2)「所有者」という役割が割り当てられるのは、フォルダを作成したユーザーである。所有者は、サブ・フォルダの作成からほかのユーザーが作成したアイテムの編集まで、すべての操作が行える。 (3)特定のユーザーへほかの役割を割り当てるには、[追加]ボタンをクリックし、グローバル・アドレス一覧(GAL)からユーザーを選択する。 記事に戻る 松本美穂,IT Training Studio