DNSゾーンの[全般]プロパティDNZのゾーンごとに、このようなプロパティの設定画面があり、動的更新を受け付けるかどうかを設定することができる。[動的更新]の部分の表示は、DNSサーバの管理ツールのバージョンによって少し異なるが、機能は同じである。 (1)DNSサーバの動作モード。これは「Active Directory統合」モードで動作中の場合。このほかに「プライマリ」と「セカンダリ」がある。「セカンダリ」の場合は動的更新に関する設定は行えない。 (2)[なし]にすると、動的更新要求をいっさい受け付けなくなる。インターネット向き。プライマリDNSサーバにおけるデフォルト設定。 (3)どのクライアントからの要求でも受け付けるモード。ワークグループネットワーク構成のクライアントからの要求を受け付ける場合は、これを選択する。 (4)Active Directory環境におけるデフォルト設定。Active Directoryドメインに登録されているクライアントからの更新要求のみを受け付ける。 (5)セキュリティ設定。このセキュリティ許可リストで、書き込み許可の権限を持つコンピュータからの更新要求のみが受け付けられる。