第22回 ファイル共有プロトコルSMB/CIFS(その3)

SMB/CIFSパケットの詳細構造 SMB/CIFSパケットはコマンドも応答も同じ構造になっている。コマンドと応答はSMB/CIFSヘッダ中にあるフラグ・フィールドで区別される。ヘッダのサイズは32bytesで、その後に必要に応じてパラメータ部分が続く。この例では、32bytesのヘッダ部分の後に、80bytesのパラメータ部が続いている。   (1)送信したファイル作成コマンドの概要。「\testdata.docというファイルを作成するコマンド」という意味。  (2)コマンドの概要。(1)と同じ。  (3)これを選択すると、(7)が反転表示する。ここがSMB/CIFSの固定長ヘッダ部分(32bytes)。  (4)コマンド(コマンド番号は0xa2)。  (5)ファイル作成時の挙動。指定されたファイルが存在する場合はその内容を消去して上書きし、存在しない場合は新規作成する、というオプション。  (6)作成するファイルの名前。  (7)SMB/CIFSの固定長ヘッダ部分(32bytes)。  (8)SMB/CIFSの「ワード・データ」部分。この例では49bytes。作成するファイルの初期属性などの情報が入っている。  (9)SMB/CIFSの「バイト・データ」部分。この例では49bytes。作成するファイルの名前がUnicodeで入っている。

SMB/CIFSパケットの詳細構造  SMB/CIFSパケットはコマンドも応答も同じ構造になっている。コマンドと応答はSMB/CIFSヘッダ中にあるフラグ・フィールドで区別される。ヘッダのサイズは32bytesで、その後に必要に応じてパラメータ部分が続く。この例では、32bytesのヘッダ部分の後に、80bytesのパラメータ部が続いている。     (1)送信したファイル作成コマンドの概要。「\testdata.docというファイルを作成するコマンド」という意味。  (2)コマンドの概要。(1)と同じ。  (3)これを選択すると、(7)が反転表示する。ここがSMB/CIFSの固定長ヘッダ部分(32bytes)。  (4)コマンド(コマンド番号は0xa2)。  (5)ファイル作成時の挙動。指定されたファイルが存在する場合はその内容を消去して上書きし、存在しない場合は新規作成する、というオプション。  (6)作成するファイルの名前。  (7)SMB/CIFSの固定長ヘッダ部分(32bytes)。  (8)SMB/CIFSの「ワード・データ」部分。この例では49bytes。作成するファイルの初期属性などの情報が入っている。  (9)SMB/CIFSの「バイト・データ」部分。この例では49bytes。作成するファイルの名前がUnicodeで入っている。