第5回 Windowsアプリケーションのデバッグ&リリース

ステップ・インしたメソッド内で処理が停止した画面[F11]キーを押して、FormFadeOutメソッド内部に入って処理が停止したところ。  (1)FormFadeOutメソッドの1ステップ目(「int n = 49;」の文)で処理が停止している。停止している個所は黄色の矢印で示されている。  (2)[呼び出し履歴]ウィンドウ(「コール・スタック」とも呼ばれる)。[呼び出し履歴]ウィンドウを表示するには、メニュー・バーから[デバッグ]−[ウィンドウ]−[呼び出し履歴]を選択すればよい。このウィンドウでは、現在の処理がどういう順番で呼び出されたのかが分かる。例えばこの画面では、最初に「MyClock.exeのMyClock名前空間のDisplayクラスのMainメソッド」が呼ばれ、その次に「DisplayクラスのmenuItemClose_Clickメソッド」が呼ばれ、最後に「FormFadeOutメソッド」が呼ばれているということが分かる。この画面の例は単純だが、メソッドの呼び出しが複雑な場合、この[呼び出し履歴]ウィンドウが役立つことがある。[呼び出し履歴]ウィンドウ内のメソッドをダブルクリックすれば、そのメソッド呼び出しの該当行にジャンプすることができる。

ステップ・インしたメソッド内で処理が停止した画面[F11]キーを押して、FormFadeOutメソッド内部に入って処理が停止したところ。  (1)FormFadeOutメソッドの1ステップ目(「int n = 49;」の文)で処理が停止している。停止している個所は黄色の矢印で示されている。  (2)[呼び出し履歴]ウィンドウ(「コール・スタック」とも呼ばれる)。[呼び出し履歴]ウィンドウを表示するには、メニュー・バーから[デバッグ]−[ウィンドウ]−[呼び出し履歴]を選択すればよい。このウィンドウでは、現在の処理がどういう順番で呼び出されたのかが分かる。例えばこの画面では、最初に「MyClock.exeのMyClock名前空間のDisplayクラスのMainメソッド」が呼ばれ、その次に「DisplayクラスのmenuItemClose_Clickメソッド」が呼ばれ、最後に「FormFadeOutメソッド」が呼ばれているということが分かる。この画面の例は単純だが、メソッドの呼び出しが複雑な場合、この[呼び出し履歴]ウィンドウが役立つことがある。[呼び出し履歴]ウィンドウ内のメソッドをダブルクリックすれば、そのメソッド呼び出しの該当行にジャンプすることができる。