第5回 Windowsアプリケーションのデバッグ&リリース フォームのフェード・アウトを行うメソッドの追加VS.NETの[C# メソッド ウィザード]を使って、「private void FormFadeOut()」というシグネチャのメソッドを追加しているところ。このメソッドは、フォームのフェード・アウトを行う。 (1)[クラス ビュー]ウィンドウを表示する。表示するには、メニュー・バーから[表示]−[クラス ビュー]を選択すればよい。クラス・ビューは、アプリケーションのクラス構成をツリー形式で表示するウィンドウである。 (2)[クラス ビュー]ウィンドウの中にあるフォーム・クラス(=「Display」クラス)を右クリックしてコンテキスト・メニューを表示し、そのメニューから[追加]−[メソッドの追加]を選択する。すると、[C# メソッド ウィザード]ダイアログが表示される。 (3)[メソッド アクセス]修飾子(この例では「private」)を選択する。 (4)[戻り値の型](この例では「void」)を指定する。 (5)[メソッド名](この例では「FormFadeOut」)を入力する。 (6)この例ではメソッドのパラメータは不要なので、[完了]ボタンをクリックしてメソッドの追加を完了する。すると、ソース・ファイル内に「private void FormFadeOut()」というメソッドのコードが自動的に入力される。 記事に戻る デジタルアドバンテージ,著