第4回 Windowsアプリケーション開発の実践

Windowsフォームの属性の設定Windowsフォーム(「Display」クラス)のフォーム自体のサイズ、(背景が見えるようにするための)透明度、常に最上位に表示するモード、フォームのウィンドウ枠のスタイル、フォームのタイトル・バーに表示するテキストなどを設定する。  (1)Windowsフォームのプロパティを編集するために、Windowsフォーム自体をクリックして選択する。  (2)Windowsフォームの右下をクリックしてつまみ、それをドラッグして適切なフォーム・サイズに変更する。この画面例では、Labelコントロール内のテキストが適切に見えるように調整している。  (3)[プロパティ]ウィンドウの[ウィンドウスタイル]カテゴリの中にある[Opacity](=透明度)項目の値を「50%」に変更する。これにより、プログラム実行後のWindowsフォーム画面は半透明な状態となり、背景が少し透けて見えるようになる。  (4)[ウィンドウスタイル]カテゴリの中にある[TopMost](=最上位表示モード)項目の値を「True」に変更する。これにより、プログラム実行後のWindowsフォーム画面は、常に、デスクトップ上のほかのプログラムよりも手前に表示されるようになる(ほかのプログラムで隠れない)。  (5)[表示]カテゴリの中にある[FormBorderStyle](=Windowsフォームのウィンドウ枠である境界線のスタイル)項目の値を「FixedToolWindow」に変更する。これにより、プログラム実行後のWindowsフォームは、タイトル・バーのサイズが縮小され、さらに([最大化]ボタンや[最小化]ボタンがない)[閉じる]ボタンしかないフォームになる。なお、「FixedToolWindow」はツール・ウィンドウ(=サブ・ウィンドウ)用のスタイルなので、通常のメイン・ウィンドウで用いるのは適切ではない。本稿では不必要な表示部分であるタイトル・バーを小さくするためにこのスタイルを用いているが、本来の使い方で見ると適切とはいえないので注意すること。  (6)[表示]カテゴリの中にある[Text](=テキスト)項目の値を「MyClock」に変更する。この値が、タイトル・バーのテキストに表示される。

Windowsフォームの属性の設定Windowsフォーム(「Display」クラス)のフォーム自体のサイズ、(背景が見えるようにするための)透明度、常に最上位に表示するモード、フォームのウィンドウ枠のスタイル、フォームのタイトル・バーに表示するテキストなどを設定する。  (1)Windowsフォームのプロパティを編集するために、Windowsフォーム自体をクリックして選択する。  (2)Windowsフォームの右下をクリックしてつまみ、それをドラッグして適切なフォーム・サイズに変更する。この画面例では、Labelコントロール内のテキストが適切に見えるように調整している。  (3)[プロパティ]ウィンドウの[ウィンドウスタイル]カテゴリの中にある[Opacity](=透明度)項目の値を「50%」に変更する。これにより、プログラム実行後のWindowsフォーム画面は半透明な状態となり、背景が少し透けて見えるようになる。  (4)[ウィンドウスタイル]カテゴリの中にある[TopMost](=最上位表示モード)項目の値を「True」に変更する。これにより、プログラム実行後のWindowsフォーム画面は、常に、デスクトップ上のほかのプログラムよりも手前に表示されるようになる(ほかのプログラムで隠れない)。  (5)[表示]カテゴリの中にある[FormBorderStyle](=Windowsフォームのウィンドウ枠である境界線のスタイル)項目の値を「FixedToolWindow」に変更する。これにより、プログラム実行後のWindowsフォームは、タイトル・バーのサイズが縮小され、さらに([最大化]ボタンや[最小化]ボタンがない)[閉じる]ボタンしかないフォームになる。なお、「FixedToolWindow」はツール・ウィンドウ(=サブ・ウィンドウ)用のスタイルなので、通常のメイン・ウィンドウで用いるのは適切ではない。本稿では不必要な表示部分であるタイトル・バーを小さくするためにこのスタイルを用いているが、本来の使い方で見ると適切とはいえないので注意すること。  (6)[表示]カテゴリの中にある[Text](=テキスト)項目の値を「MyClock」に変更する。この値が、タイトル・バーのテキストに表示される。