第4回 Windowsアプリケーション開発の実践

[プロパティ]ウィンドウの操作Windowsフォーム・デザイナにあるフォームや、その上に配置したコントロールのプロパティ(=属性)を設定するためのウィンドウ。以下で説明されていない項目については、MSDNの「[プロパティ] ウィンドウ」を参照してほしい。  (1)フォームなどのクラスや、コントロール、コンポーネントなどのオブジェクト(=クラスのインスタンス)をクリックして選択することで、プロパティ・ウィンドウでクラスやオブジェクトのプロパティが編集できるようになる。  (2)現在選択されているクラスやオブジェクトの名前が表示される。一番上位の親クラス(この例では、Windowsフォーム)は「クラス名 名前空間.基底クラス名」という形式で表示され、(親クラスの中にある)それ以外の子クラス(この例では、Labelコントロール)は「オブジェクト名 名前空間名.クラス名」という形式で表示される。  (3)下の表中に列挙されているプロパティ項目(もしくはイベント項目)が「カテゴリ」ごとに分類される。  (4)下の表中に列挙されているプロパティ項目(もしくはイベント項目)が「昇順(=abc順)」に並び替えられる。  (5)下の表中にプロパティ項目を表示する。プロパティとは、フォームやコントロール、コンポーネントなどのオブジェクトの属性情報(例えば、色、位置、名前など)のことである。プロパティ項目の値には、このオブジェクト属性情報を指定できる。  (6)下の表中にイベント項目を表示する。イベントとは、フォームなどのクラスや、コントロール、コンポーネントなどのオブジェクトが発行するメッセージのことである(メッセージについては、第3回の「Application.Runメソッドの理解」を参照してほしい)。メッセージ項目の値には、そのメッセージが発生したときに実行するメソッド(「イベント・ハンドラ」と呼ばれる)を指定できる(メソッドについては、第3回の「メソッドを定義するには?」および「定義済みのメソッドを使用するには?」を参照されたい)。ちなみにVB.NETでは、コード・エディタのナビゲーション・バーでイベント・ハンドラを指定できる(詳細は、本稿の最後に解説している)。  (7)上の表中で選択されているプロパティ項目(もしくはイベント項目)の概要説明が表示される。

[プロパティ]ウィンドウの操作Windowsフォーム・デザイナにあるフォームや、その上に配置したコントロールのプロパティ(=属性)を設定するためのウィンドウ。以下で説明されていない項目については、MSDNの「[プロパティ] ウィンドウ」を参照してほしい。  (1)フォームなどのクラスや、コントロール、コンポーネントなどのオブジェクト(=クラスのインスタンス)をクリックして選択することで、プロパティ・ウィンドウでクラスやオブジェクトのプロパティが編集できるようになる。  (2)現在選択されているクラスやオブジェクトの名前が表示される。一番上位の親クラス(この例では、Windowsフォーム)は「クラス名 名前空間.基底クラス名」という形式で表示され、(親クラスの中にある)それ以外の子クラス(この例では、Labelコントロール)は「オブジェクト名 名前空間名.クラス名」という形式で表示される。  (3)下の表中に列挙されているプロパティ項目(もしくはイベント項目)が「カテゴリ」ごとに分類される。  (4)下の表中に列挙されているプロパティ項目(もしくはイベント項目)が「昇順(=abc順)」に並び替えられる。  (5)下の表中にプロパティ項目を表示する。プロパティとは、フォームやコントロール、コンポーネントなどのオブジェクトの属性情報(例えば、色、位置、名前など)のことである。プロパティ項目の値には、このオブジェクト属性情報を指定できる。  (6)下の表中にイベント項目を表示する。イベントとは、フォームなどのクラスや、コントロール、コンポーネントなどのオブジェクトが発行するメッセージのことである(メッセージについては、第3回の「Application.Runメソッドの理解」を参照してほしい)。メッセージ項目の値には、そのメッセージが発生したときに実行するメソッド(「イベント・ハンドラ」と呼ばれる)を指定できる(メソッドについては、第3回の「メソッドを定義するには?」および「定義済みのメソッドを使用するには?」を参照されたい)。ちなみにVB.NETでは、コード・エディタのナビゲーション・バーでイベント・ハンドラを指定できる(詳細は、本稿の最後に解説している)。  (7)上の表中で選択されているプロパティ項目(もしくはイベント項目)の概要説明が表示される。