第19回 NetBIOS over TCP/IPプロトコル(その2)

WINSサーバに登録されたNetBIOSエントリWINSサーバは、各クライアントが行っていた名前解決などの手段を代替するものであり、NetBIOS名を集中的に管理する。 (1)これを選択して、[操作]メニューから[レコードの表示]を実行すると、現在登録されているNetBIOS名データベースの一覧を表示させることができる。 (2)複製パートナーの設定。複数のWINSサーバでデータベースを複製・共有することができる。 (3)登録されているレコード名。SERVERはブラウザ・サーバとしても機能しているので、「--_MSBROWSE_-」というNetBIOS名も保持している。PC1やSERVER、WORKGROUPという名前はWINSクライアントから登録された情報。静的なエントリを手動で登録することも可能であり、各クライアントでLMHOSTSファイルを個別に管理するよりも管理が容易になる。 (4)NetBIOSリソース・タイプ。 (5)このリソースに対して割り当てられているIPアドレス。 (6)レコードの状態。WINSサーバでは、NetBIOS名の登録が削除されてもしばらくはそのまま残っており、キャッシュの役割を果たしている。 (7)登録されたレコードの有効期限。