第2回 Visual Studio .NETの基礎を知る VS.NETのコーディング環境であるIDE画面のウィンドウ構成前回作成したプロジェクトを開いたところ。IDE画面の基本的な部品については、前回解説済みなので、ここではさらにコーディングのための部品について説明している。 (1)前回は「編集画面」と説明したが、より詳しく説明すると、この画面例で表示されているのは[Windowsフォーム・デザイナ]ウィンドウ(詳細後述)である。 (2)「Windowsフォーム」。コーディング作業では、このフォーム上にボタンやテキストボックスといったコントロールを載せていく。 (3)タブをクリックすると、[スタート ページ]ウィンドウやWindowsフォーム・デザイナ・ウィンドウなどに、編集画面を切り替えられる。 (4)タブをクリックした場合と同じように、前のウィンドウや次のウィンドウに、編集画面を切り替えられる。 (5)編集画面内の1つのウィンドウが閉じられる。 (6)[ソリューション エクスプローラ]ウィンドウ。VS.NETのソリューション、プロジェクト、ソース・ファイルなどを管理するためのウィンドウ。後ほど詳しく解説する。 (7)タブをクリックすると、ウィンドウを切り替えられる。なお[クラス ビュー]とは、プログラミングにおける「クラス」を視覚化するためのものだが、いまはまだ覚えなくてよい。 (8)[プロパティ]ウィンドウ。Windowsフォーム・デザイナ画面にあるフォームや、その上に配置したコントロールのプロパティを設定するためのウィンドウである。なおプロパティとは、フォームやコントロールの属性情報(例えば、色、位置、名前など)のことである。 (9)タブでウィンドウを切り替えられる。画面のタブにある[ダイナミック ヘルプ]とは、名前のとおり、作業中の内容に応じて表示項目をダイナミックに切り替えてヘルプ・インデックスを自動表示するウィンドウである。 記事に戻る デジタルアドバンテージ,著