第17回 LLCとNetBEUIプロトコル

NetBEUIの例1指定されたNetBIOS名のコンピュータが存在するかどうかを問い合わせる「NAME_QUERY」コマンドの発行例。イーサネットのブロードキャスト送信機能を使って、NetBEUIの問い合わせパケットがネットワーク上へブロードキャスト送信されている。 (1)下位プロトコルはLLC。LLCのUフォーマットのフレームを使っている。 (2)NetBEUIヘッダの総サイズ。 (3)NetBEUIの識別子。常に固定的な数値(0xEFFF)。 (4)「NAME_QUERY」コマンドで、ある名前のコンピュータが存在するかどうかを調べている。 (5)問い合わせ先のコンピュータ名。 (6)NetBIOS名のリソース・タイプは「<20>(ファイル・サーバ)」。 (7)送信元のコンピュータ名。 (8)NetBIOS名のリソース・タイプは「<00>(ワークステーション)」。 (9)イーサネット・パケットのあて先MACアドレスは「03-00-00-00-00-01」。これはNetBIOSマルチキャスト用の特別なMACアドレス。 (10)パケットのダンプを見ると、NetBIOSマシン名がそのまま入っていることが分かる。

NetBEUIの例1指定されたNetBIOS名のコンピュータが存在するかどうかを問い合わせる「NAME_QUERY」コマンドの発行例。イーサネットのブロードキャスト送信機能を使って、NetBEUIの問い合わせパケットがネットワーク上へブロードキャスト送信されている。 (1)下位プロトコルはLLC。LLCのUフォーマットのフレームを使っている。 (2)NetBEUIヘッダの総サイズ。 (3)NetBEUIの識別子。常に固定的な数値(0xEFFF)。 (4)「NAME_QUERY」コマンドで、ある名前のコンピュータが存在するかどうかを調べている。 (5)問い合わせ先のコンピュータ名。 (6)NetBIOS名のリソース・タイプは「<20>(ファイル・サーバ)」。 (7)送信元のコンピュータ名。 (8)NetBIOS名のリソース・タイプは「<00>(ワークステーション)」。 (9)イーサネット・パケットのあて先MACアドレスは「03-00-00-00-00-01」。これはNetBIOSマルチキャスト用の特別なMACアドレス。 (10)パケットのダンプを見ると、NetBIOSマシン名がそのまま入っていることが分かる。