第4回 PPTPクライアントの導入 常時接続にするための設定DSL接続やVPN接続は、オンデマンドではなく、常時接続されるように設定しておく。特に今回の例では、VPNは支社側から本社側へ呼び出すのみなので、オンデマンドが有効になっていると(常時接続が無効になっていると)、本社側から支社側への通信ができなくなる可能性がある。常時接続にするには、RRASの管理コンソールで[ネットワーク インターフェイス]を選ぶ。そして右側のペインに表示されているPPPoE接続とVPN接続のそれぞれのインターフェイス名を右クリックして、ポップアップ・メニューから[プロパティ]を選択し、[オプション]タブにある[接続の種類]を[固定接続]にする。 (1)これを選択すると、システムが起動した直後から自動的にこの接続が有効になる。 (2)リダイヤル回数。これは可能な限り大きくしておくとよい。 (3)デフォルトでは1分となっている。ADSLの場合、プロバイダにもよるが、突然リンクが切れたりした場合は、再接続できるようになるまでに時間がかかることがあるので、そのあたりも考慮して、決めてほしい。 記事に戻る デジタルアドバンテージ,著