第4回 PPTPクライアントの導入

RRASウィザードの起動ウィザードの最初の段階で、目的に応じたネットワーク設定を選択する。ここでは(2)のNAT機能を有効にしておき、VPNのクライアント側の設定は後で行う。 (1)外部からこのマシンに対してダイヤルアップ接続もしくはVPN接続を行う。VPNのサーバ側における設定なので今回は関係ない。 (2)内部LANから、外部ネットワークに対して、NATを経由してアクセスする。単にインターネットへアクセスする環境を用意するだけならこれを選択すればよい。 (3)VPNによる呼び出しを受け付け、さらに外部に対してはNAT/NAPT経由でアクセスする場合はこれを選択する。前回取り上げたように、本社側のネットワークはこの構成を使用する。 (4)VPNによる仮想的なトンネルだけを構築する場合に選択する。 (5)これをクリックして先へ進む。