第2回 インターネットVPNの基礎知識 PPTPによるIPデータグラムの送信元となる送信データグラム(IPヘッダ+データ)に対して、PPPヘッダ(ポイント・ツー・ポイントでの通信用)とGREヘッダ(トンネル通信用)を付加し、それをさらにIPパケットでカプセル化して送信する。 (1)送信される元のIPデータグラム。 (2)PAC内でPPTP用のPPPフレームを付加。 (3)引き続きPACが拡張GREヘッダとIPヘッダを付加(IPでカプセル化)。 (4)IPデータグラムとしてインターネットを流れる。 (5)PNSがIPヘッダと拡張GREヘッダを除去してPPPフレームを取り出して処理する。 (6)元のIPデータグラムが取り出されてサイト内のLANに流される。 記事に戻る デジタルアドバンテージ,著