携帯端末向けマルチメディア放送はどうなるか――“北米MediaFLOの今”から考える

今年2月には沖縄で、マスコミ関係者向けに大規模フィールドテストの模様が公開された。これにより日本で商用化されるVHF帯でも市販の携帯電話サイズに内蔵可能であることや、高速道路走行中や屋内でのエリア品質の高さ、着うたフルや電子書籍ビジネスとの連携性の高さなどが証明された。ギャップフィラー(中継局)の運用や混信抑制制御など「大規模な実地テストで初めて分かった課題や解決法も多かった」(メディアフロージャパン企画)という。この実験にはトヨタ自動車も参加し、自動車業界からも注目された