「VAIO Fit 11A」――11.6型“2in1”新モデルを徹底検証 Bay Trail-Mの実力は?

CPU-Zの情報表示画面。基本システムは、Bay Trail-Mの開発コード名で知られる新世代のPentium/Celeronを搭載。タブレットでの採用例が多いAtom Z3770などと同じSilvermontアーキテクチャを採用したクアッドコアCPUに、グラフィックス、チップセットの機能も統合したSoCだ。今回の評価機が搭載するPentium N3520はシリーズ最上位モデルで、動作クロックは2.166GHz、最大2.4GHzで動作する(画像=左/中央)。TDP(熱設計電力)は7.5ワット、SDP(Scenario Design Power:利用シナリオに即した電力設計)は4.5ワットだ。SDPはCore i5-4210Y(6ワット)とAtom Z3770(2ワット)の中間に位置する。8Gバイトのオンボードメモリ(DDR3L-1333)は、画面には表示されていないが、デュアルチャンネルアクセス対応だ(画像=右)