「VAIO Fit 11A」――11.6型“2in1”新モデルを徹底検証 Bay Trail-Mの実力は?

ビューモードの画面を倒して畳めば「タブレットモード」になる(写真=左)。11.6型ワイド液晶は1920×1080ドット表示に対応し、画素密度は約190ppi(pixel per inch:1インチあたりのピクセル数)と、通常利用でドットの粗さが気にならない精細さだ。広視野角のIPSパネルに専用カラーフィルターを導入して色域を広げた「トリルミナスディスプレイ for mobile」、液晶パネルと表面ガラスの間にクリアな樹脂を挟んで空気層をなくし、コントラスト感とタッチ精度を高めた「オプティコントラストパネル」を採用する。一方、大型モデルが搭載する超解像技術を含む映像高画質化エンジン「X-Reality for mobile」は、CPU処理性能の関係から省かれた。画面の上部には、"Exmor R for PC" CMOSセンサー搭載の92万画素カメラ、カメラランプ、モノラルマイク、照度センサーも内蔵する。キーボードモードでは、約135度まで画面のチルト角度が調整可能だ(写真=右)