Windows 8を搭載した大画面“下克上”モデル「MB-W902B-SH」

17.3型ワイドの大画面かつ1920×1080ドット表示の広いデスクトップ領域が魅力の1つ。デスクトップPCから乗り替えるメインマシンとして十分活用できる。Webブラウズといった日常用途だけでなく、オフィス系ソフトとの相性もいい。非光沢液晶のため、光沢パネルに比べて彩度はやや浅く見えるが、仕事と遊びの両方で使うなら、映り込みがなく、目が疲れにくい非光沢パネルを好む人もいるはずだ(写真=左)。キーボードは広いボディを生かして10キーも備える。キーピッチは19ミリ、キーストローク2ミリを確保し、余裕を持ってタイピングできる。なお、タッチパッドドライバはELANのSmart-Padで、2本指での拡大/縮小/スクロールや3本指操作の機能も備えるが、評価機はやや反応が悪く、カーソルがひっかかるような場面もあった。また、タッチパッドとホームポジションの位置関係で誤動作しやすい(手のひらがパッドにかかってしまう)のも気になる。このクラスのノートPCは据え置きが前提なので、マウスを接続して利用するほうがよさそうだ。ちなみにBTOメニューには、Windows 8のタッチ操作に最適化されたマイクロソフトのTouch Mouseなど、8種類のオプションマウスがラインアップされているので、予算が許せば同時購入を検討したいところ(写真=右)