映画産業から医療分野まで急浸透――話題の3Dプリンタ最新動向

最近、PCの梱包材として、写真のような角を押さえる紙の梱包材が再び使われるようになったそうだ。Stratasysというプリンタメーカーで説明を聞いたところ、こうした梱包材を作るには、まず最初にかなり精密な金型を用意し、そこに職人がすいた紙を塗った後、もう一方の型で挟むという行程が必要だったという。しかし、今では3Dプリンタを使って適度に穴のあいた精密な型を製作できるようになったことで、だいぶ簡単に作れるようになったということだ(写真=左)。ホール8や9をのぞくと、つい最近3D造形会社に買収され、展示スペースを用意していたにも関わらず直前になってホール11へ引っ越した会社などもあった。写真は開催期間直前に3D Systemsに買収されたRapidForm社が本来展示するはずだったホール8のブース(写真=右)