モンスターマシンがIvy Bridgeでさらにパワフル――「G-Tune NEXTGEAR i960」

T-monitor 1.04を利用し、CINEBENCH R11.5実行中の動作クロックを0.05秒単位でモニタしてみた。初期処理終了後はほぼ3.6GHzで張り付いている。途中でクロックが落ち込むのは、CINEBENCHにおいてはデスクトップ向け含めてほかのCPUでもよく見られる現象で、レンダリングシーンの切り替えのタイミングで発生していると考えられる(画面=左)。参考までに、HWMonitorPRO 1.13でCINEBENCH実行中のCPUパッケージ温度(CPUコア、GPUコア含めた全体の温度)の推移を見てみた。こういったソフトでのCPU温度はCPU毎に設定されている上限温度(Tj.MAX)との温度差から算出するしくみになっている。最新版ではあるがIvy Bridgeリリース前のバージョンであり、上限温度がズレている可能性もある。平常時は48〜50度程度なので、少し高めに出ていると思われる(画面=中央)。HWMonitorPRO 1.13でCINEBENCH実行中のCPUパッケージ電力の推移を見てみた。このソフトでの取得値がどの程度の正確性があるのかは正直わからないが、処理中はTDPと同じ55ワットを少し超えるところで推移している(画面=右)