これがジャストサイズ――嘉悦大学が「QNAP」を導入する理由

嘉悦大学は「働ける大学」をキャッチコピーに、在校生が学校内で就労経験を積める取り組みも行っている。例えば、情報メディアセンターは教員兼任のセンター長である遠山氏を筆頭に、専任の職員5名のほか、21名の学生が働いている。「PCが壊れた」といったトラブルの一時対応はすべてフロントエンドで動く学生が行うという。いわば“未来の保守チーム”による学生同士のミーティングも定期的に行われている(写真=左)。「中小企業のエースになれるスキルを身につける」という人材育成方針から、現実社会に則さない情報処理室を撤廃し、学生ひとりひとりにノートPCの所持を義務づけているのもユニークだ。「使いにくいクローズドのものに慣れるより、自分が使いやすいものを探して使うべき」と遠山氏は話す。取材時は春休み中だったが、ノートPCを持ちよって自習する学生たちをみかけた(写真=中央/右)。