「このままではエクサスケール実現にフーバーダムが必要」──NVIDIAが語る“GPUの必然性”

CPUのみで構成するスーパーコンピュータに依存した場合、物理的な限界からエクサスケール実現までのロードマップが当初の予想から遅れるというのがファン氏の考えだ。ファン氏は、DRAMを発明したロバート・デナード氏の「電界とパフォーマンス特性についての法則」を持ち出し(写真=左)、その性能上昇カーブはすでに限界に到達しているとする(写真=中央)。そのため、現在の上昇カーブであれば2019年までに達成できるロードマップが、最終的に2035年までかかると予測する(写真=右)