「このままではエクサスケール実現にフーバーダムが必要」──NVIDIAが語る“GPUの必然性”

Gordon Bell賞を受賞した長崎大学のGPU搭載スーパーコンピュータ。750個の並列接続されたGPUで158TFLOPSを達成しており、トータル演算性能は地球シミュレータを上回る。このスーパーコンピュータの冷却は前後から扇風機を当てるシンプルなものだ(写真=左)。GPUスーパーコンピュータでTOP 500ランキングのトップを獲得した中国の国防科学技術大学(National University of Defense Technology:NUDT)の「天河一号」(てんがいちごう、Tianhe-1)。現在の天河は、建造当時のAMDベースからGPUをNVIDIAに変更しており、「Tianhe-1A」と名前も変えている(写真=右)