震災に便乗したネット犯罪をシマンテックが解説

ニュージーランド地震では、赤十字を装って個人情報を取得する詐欺サイトが登場した。また、3月11日以降もニュージーランド地震を取り上げたフィッシングが発生しており、今回の東日本大震災も長期間にわたって詐欺の手口に利用されると思われる(写真=左)。スパムメールやフィッシングサイトだけでなく、地震発生から数時間で東日本大震災に関連する単語(3-11やearthquaketsunami)でのドメイン取得が行われたという。これらは「転売目的やスパムメールの配信に利用される可能性もある」と吉田氏は指摘する(写真=中央)。ポルトガルで書かれたスパムメールは、ニュース動画を装って埋め込まれた画像リンクをクリックさせ、ユーザーにマルウェアのインストールを促すものだった(写真=右)