どうせ遅いんでしょう? いいえ、Core i7+SSDで“かっ飛び”ます──超小型PC「Endeavor ST150E」の実力検証

今回の評価機は「Core i7-640M」を搭載するハイスペック仕様とした。Core i7-640Mは、定格の動作クロックは2.8GHzだが、CPU温度や電力に余裕がある場合にはIntel Turbo Boost Technologyにより自動的に動作クロックが上昇し、最大3.46GHzで動作する。一方、アイドル時はEIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)により最低1.2GHzまで下がり、駆動電圧も下げることで無駄な消費電力を省く。なお、Core i7-640MはデュアルコアのCPUだが、1コアにつき2コアぶんの命令(スレッド)を取り込んで同時に処理するHyper-Threading(HT)に対応しており、4スレッドの同時実行ができる。タスクマネージャなどからは4つの論理コアとして認識される