Core i7より少ない電力で“48コア”SCCを動かす

SCCの最小単位はデュアルコアと2次キャッシュ、Message Buffer、ルーターを備えた「Tile」だ。SCCは24枚のTileで構成される(写真=左)。構造の複雑化を避け、消費電力の削減を実現するため、キャッシュコヒーレンシ(マルチコアCPUのキャッシュメモリで内容の一貫性を確保する)用ハードウェアをなくした。キャッシュの一貫性はソフトウェアによって確保する(写真=右)