大和研が誇る「ThinkPad X300」を速攻で分解した

背面下部のネジを外し、パームレストのパネルを取り外したところ(写真=左)。キーボードを囲むベゼルと、キーボードユニットおよびパームレストを支える部位は一体化されており、マグネシウム合金の複雑な骨格(Rall Cage)になっている。これにマグネシウム合金のベースカバーを組み合わせることで、薄さと頑丈さを両立している。この仕組みにより、キーボードを囲むベゼルがベース部分から分離していた従来機と比較して、片手で持った際に重要部品にかかるストレスを15%低減したという。さらに背面のネジを外して、キーボードユニットとパームレストを支える骨格部分を取り除いたところ(写真=右)。パームレストの両端にステレオスピーカーが内蔵されているほか、マザーボードがL字型に配置されているのが分かる