江戸時代、二人の天才少年の命を懸けた対局があった――現代によみがえる300年前の「棋譜」

1755年に江戸幕府に献上された『将棋図巧』第99番「煙詰」。初期状態(左)で自玉以外の全ての駒が配置されており、117手後の詰み上がり図(右)ではそれらが煙のように消え失せる