「義手をメガネのようにしたい」――誰もが自由に設計できる、オープンソース電動義手の狙い

はじめに作ったhandiiiは握手すること、いろいろなものをつかむことに重点を置き、関節が3つだった。構造物に合わせてつかむ設計で、実際に握手をしてみると手が包み込まれるような感覚が得られる。しかしこれだと日常生活には使えないと気付き、次のプロダクト「HACKberry」ではいろいろな形状のものをにぎることを犠牲にして「つまむ」ということに専念。2関節にした。どちらが良い悪いではなく、「機能が違うもの」としてリリースされた(奥:3関節、手前:2関節)