CATVと連携した地域限定放送──JCN中野とKDDIのエリアワンセグ実験

アンテナは会場の端にあったJCN中野のケーブルに取り付けられていた。地上約6.5メートルほどの高さにあるこのアンテナで、半径約200〜300メートルの範囲をカバーするという(もっと高い位置に付ければより広範囲をカバーすることも可能)。なおJR中野駅の南側には電波があまり飛ばないように、増幅器とフィルタを内蔵したケースを、南側をブロックするような形で取り付けてある。主な作業は放送局側で行うため、会場には簡易的なシステムを軽自動車内に用意するだけで対応。中継の映像などもケーブルを利用して局側に送っていた