EU圏向けのMediaFLO端末を初公開、PC向けUSB接続型の展開も想定──クアルコムブース

そのときの映像の動きによりビットレートを随時可変させることで、限られた帯域を有効に活用する。空いた帯域にはデータキャスト(例えば株価情報データを配信し、待受へ表示)や蓄積配信(例えば、ある時間帯に放送波経由でダウンロードし、後ほどローカルで視聴)を組み合わせて提供する、ストリーミングだけではない活用も想定されている(左)。Windows OS(MobileやVistaを含む)向けのUSB外付けタイプも展示。このプロトタイプは受信のみであり、送信も含めた課金システムや仕組みを確立しなければならず、かつ販売チャネルもどう設けるかといったハードルはあるが、ビジネスモデルさえ確立できればハードウェア的な実現は容易だという