番号ポータビリティを目前にした“auの顔”

・休憩時間を利用して訪れたという設定の30代看護師役には、病院内では携帯が使えず、かつその会話中に彼氏がおり、勤務が終わると長電話することを聞き出した。auの携帯であれば電源オン時にすぐメールチェックを行う機能や、指定先への通話料が50%オフとなる「指定割」をうまく勧めた(写真=左)・「営業に行く前にたまたま通り道にショップがあったのでひやかし」に来店した風な、家族全員がボーダフォンユーザーの会社員役の客には、接客のための時間もそれほどないことを把握。auの「家族割」は主回線も割り引きが適用されることや、余った無料通話を無期限でくりこせる「くりこし」コースか、家族間で余った無料通話を分け合える「家族分け合い」コースを回線単位で選べることなどを説明。短時間で乗り換える気にさせた(写真=中)・パケ・ホーダイに加入する、比較的携帯にも詳しそうな口調の20代男性会社員には、現在の端末や料金プランを細かく聞き出し、客が現在携帯に対して感じている事柄をリサーチ。「それを超えるプランやサービス、端末があります」「その不満はauのこのサービスで解消できます」と具体的な金額なども示しながら詳細に説明していた(写真=右)