“回転型には必須”〜エプソンとルネサス携帯向けシリアルインタフェース

両社の試作ボード。従来のパラレル転送では49本が必要なところ、QCIFのメイン液晶とQQVGAのサブ液晶を6本の配線で動作させている。Mobile Video Interfaceでは、単方向/半2重/全2重通信をサポート。全2重で8本、単方向ではクロックと信号線の4本が必要となる。試作ボードは単方向だがリセット信号用などで2本がさらに追加されている。Mobile Video Interfaceでは信号線2本を使う電流駆動型LVDSを使うが、National Semiconductorは、信号線1本でシリアル伝送するシングルエンド方式の「Mobile Pixel Link(MPL)」を発表している。そのほかNECエレクトロニクスやロームなども、LVDS方式のシリアルインタフェースを発表済み