涙に含まれるコレステロール硫酸が眼を炎症細胞の浸潤から守る

CSはDOCK2の機能を阻害し、免疫細胞の遊走を抑える。A:CSは、硫酸基転移酵素Sult2B1bの働きによってコレステロールから生成される。B:さまざまなステロイド分子の中で、CSのみが特異的にDOCK2のDHR-2領域に結合する。C:CSは、DOCK2によるRac活性化を阻害する。D:CSは、DOCK2に依存したT細胞の遊走を抑制する。E:CSは、好中球の遊走を抑制し、一定距離内への侵入(赤ライン)をブロックする。(クリックで拡大) 出典:九州大学

CSはDOCK2の機能を阻害し、免疫細胞の遊走を抑える。A:CSは、硫酸基転移酵素Sult2B1bの働きによってコレステロールから生成される。B:さまざまなステロイド分子の中で、CSのみが特異的にDOCK2のDHR-2領域に結合する。C:CSは、DOCK2によるRac活性化を阻害する。D:CSは、DOCK2に依存したT細胞の遊走を抑制する。E:CSは、好中球の遊走を抑制し、一定距離内への侵入(赤ライン)をブロックする。(クリックで拡大) 出典:九州大学