エネルギー密度5倍の蓄電池開発に向け、充放電時の挙動を原子レベルで解析

放電時の電極材料の相変化。(A)0.05、(B)0.1、(C)0.5、(D)1、(E)2Cレートによる放電時のカーボン負極の変化を示している。0.1C以上の放電レートでは、放電中反応に寄与しないと考えられるStage3Lの回折ピークが常に存在し、不均一な電池反応が進行することを示している。(E)の2Cレートで放電した場合、Stage4L相がStage3Lに徐々に変化し、放電後に電池内部で緩和反応が進行する様子を観測した。高い電流が電極合材中で不均一なリチウムイオンの分布を生成すると考えられる(クリックで拡大) 出典:NEDO

放電時の電極材料の相変化。(A)0.05、(B)0.1、(C)0.5、(D)1、(E)2Cレートによる放電時のカーボン負極の変化を示している。0.1C以上の放電レートでは、放電中反応に寄与しないと考えられるStage3Lの回折ピークが常に存在し、不均一な電池反応が進行することを示している。(E)の2Cレートで放電した場合、Stage4L相がStage3Lに徐々に変化し、放電後に電池内部で緩和反応が進行する様子を観測した。高い電流が電極合材中で不均一なリチウムイオンの分布を生成すると考えられる(クリックで拡大) 出典:NEDO