未来の太陽電池をドイツ企業が開発、有機薄膜型で最高効率達成

図3 太陽電池の効率改善の歴史 1975〜2011年の変換効率の推移を示した。紫は多接合太陽電池とGaAs(ガリウムヒ素)太陽電池を示す。大型化が難しく高価だが変換効率は高い。主に宇宙用途や集光型太陽光発電システムに利用する。紺色はSi(シリコン)太陽電池。単結晶(■)、多結晶(□)、パナソニックのHIT(●)などを示した。現在、住宅の屋根置き用途やメガソーラーなどで最も広く使われている太陽電池である。緑色は薄膜系であり、CIGS(●)とCdTe(○に黄色)、アモルファスSi(○)が主。オレンジ色は比較的開発の歴史が浅い太陽電池を示す。色素増感太陽電池(○)、有機薄膜太陽電池(●)、タンデム型の有機薄膜太陽電池(▲)、量子ドット太陽電池(◇)などがある。図中には米Konarka TechnologiesやHeliatekの名前が見える。数字の後に「×」が付いているものは、集光時の倍率を示す。出典:NREL(2011年第9版)

図3 太陽電池の効率改善の歴史 1975〜2011年の変換効率の推移を示した。紫は多接合太陽電池とGaAs(ガリウムヒ素)太陽電池を示す。大型化が難しく高価だが変換効率は高い。主に宇宙用途や集光型太陽光発電システムに利用する。紺色はSi(シリコン)太陽電池。単結晶(■)、多結晶(□)、パナソニックのHIT(●)などを示した。現在、住宅の屋根置き用途やメガソーラーなどで最も広く使われている太陽電池である。緑色は薄膜系であり、CIGS(●)とCdTe(○に黄色)、アモルファスSi(○)が主。オレンジ色は比較的開発の歴史が浅い太陽電池を示す。色素増感太陽電池(○)、有機薄膜太陽電池(●)、タンデム型の有機薄膜太陽電池(▲)、量子ドット太陽電池(◇)などがある。図中には米Konarka TechnologiesやHeliatekの名前が見える。数字の後に「×」が付いているものは、集光時の倍率を示す。出典:NREL(2011年第9版)