4Kとハイレゾの市場を広げるには?――ソニーの“次の一手”

HDRコンテンツの画質を再現するソニーの技術の1つが「X-tended Dynamic Range Pro」。単純にバックライトを当てるだけでは画面全体で輝度が均質になってしまい、明るいところがハイライトされず、暗いところは潰れてしまうという全体に“のっぺり”した絵になってしまうが、この技術を使うことでハイライトが強調されつつ、暗部も綺麗に再現され、非常にコントラストに富んだ映像になる。ソニーが毎回展示会のデモに用いている「Moulin Rouge(ムーランルージュ)」の映像の比較が一番分かりやすい