メーカーに温度差のある“スマートテレビ”――CESまとめ(後編)

第2世代Google TVではIntelとLogitechが撤退し、代わりにTVメーカーとしてはLG、Samsung、Vizioが、チップセット供給メーカーにはMarvell、MediaTekが新たに参入した。第1世代のGoogle TVはIntelの提供するAtomベースのx86プロセッサをコアに利用していたが、おそらく第2世代ではすべてARMベースのものへと置き換わることになるだろう。MediaTekはミッドレンジ以下をターゲットとした携帯電話向けチップセット供給で知られており、おそらく価格レンジを引き下げることが第2世代以降の主眼だと考えられる。Marvellはその上位をカバーする製品を提供するとみられ、「第1世代の(ボックスだけで400ドル前後)という価格帯よりは安くなる」(Marvell)と説明していた。写真はMarvellが提供するリファレンスモデルだ