ソニーの有機ELテレビ「XEL-1」、新世代画質の秘密

スーパートップエミッション(Super Top emission):従来の「ボトムエミッション方式」では、パネルの駆動回路が形成されているTFT基板側から光を取り出すため回路や配線が光を遮ってしまい、輝度が落ちる。そのデメリットを解消するため、ソニーが研究開発を進めてきたのが、TFT基板の上側から光を取り出すトップエミッション方式。これにマイクロキャビティ(微小な光共振器構造)とカラーフィルタを組み合わせて色再現性を向上させたのが「スーパートップエミッション」