アートとエンターテインメントが交差する最先端を知る――「第9回 文化庁メディア芸術祭賞贈呈式」

「失踪日記」の吾妻ひでお氏は「ホームレスはけっこう寂しいです」とだけ発言。吾妻氏は1970年代後半に「不条理漫画」と呼ばれるジャンルを確立した人物。本作は、作者自身の突然の失踪から、自殺未遂、路上生活、肉体労働、アルコール中毒、強制入院までの波瀾万丈の日々をつづった赤裸々なノンフィクション作品である