「ある意味、事件だ」 ―― “半導体のオリンピック”でアジア勢がアメリカを逆転

左の図は、国や地域別の採択論文数。かっこ内の数字は、左側が前回(ISSCC 2011)で右側が前々回(ISSCC 2010)。米国は今回も65件で首位を堅持しているが、本数は低下し続けている。韓国が前回の20件から今回は30件と大きく増やした。中央の図は、組織別の採択論文本数。これまで常にトップだったIntelに、今回は韓国の大学が並んだ。右の図は、日本と米国、韓国の採択論文数(左側の軸)と採択率(右側の軸)の推移である。採択率については、「米国は右肩下がりの傾向が見て取れる。日本は一時期減少したが、いまは盛り返しつつある。韓国が急速な伸びを見せており、当面は続くだろう」(東京大学の池田氏)と分析する

左の図は、国や地域別の採択論文数。かっこ内の数字は、左側が前回(ISSCC 2011)で右側が前々回(ISSCC 2010)。米国は今回も65件で首位を堅持しているが、本数は低下し続けている。韓国が前回の20件から今回は30件と大きく増やした。中央の図は、組織別の採択論文本数。これまで常にトップだったIntelに、今回は韓国の大学が並んだ。右の図は、日本と米国、韓国の採択論文数(左側の軸)と採択率(右側の軸)の推移である。採択率については、「米国は右肩下がりの傾向が見て取れる。日本は一時期減少したが、いまは盛り返しつつある。韓国が急速な伸びを見せており、当面は続くだろう」(東京大学の池田氏)と分析する