車載用SoCの拡大を目指すルネサス、目標達成を阻む課題解決に全力

図2 「R-Car」を用いたアプリケーション開発の事例 2011年10月に開かれた「R-Car」の開発者向けイベント「R-Car Consortium Forum 2011」で展示された。中位品の「R-CarM1A」上で、「FlashLite」ベースのGUI(Graphical User Interface)を動作させている。OSはLinuxを用いており、2DグラフィックスAPI(Application Program Interface)であるOpen VGのライブラリはルネサスが提供し、Flash Liteのポーティングはイーソルが、GUIの開発はエイチアイが担当した。「Cortex-A9」を搭載するR-Carでは、この事例のように、民生用機器の開発リソースを活用した短期間でのアプリケーション開発が可能である。

図2 「R-Car」を用いたアプリケーション開発の事例 2011年10月に開かれた「R-Car」の開発者向けイベント「R-Car Consortium Forum 2011」で展示された。中位品の「R-CarM1A」上で、「FlashLite」ベースのGUI(Graphical User Interface)を動作させている。OSはLinuxを用いており、2DグラフィックスAPI(Application Program Interface)であるOpen VGのライブラリはルネサスが提供し、Flash Liteのポーティングはイーソルが、GUIの開発はエイチアイが担当した。「Cortex-A9」を搭載するR-Carでは、この事例のように、民生用機器の開発リソースを活用した短期間でのアプリケーション開発が可能である。