薄膜は太陽電池ビジネスの勝ち組となるか

画像3 化合物系薄膜太陽電池の構造(数佐氏の発表資料より) 光の吸収層に銅(Cu)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、セレン(Se)を含むことから、それらの頭文字を取ってCIGSと呼ぶ。バッファ層を含め電力2.4μの薄い膜をガラス基板上に製膜。結晶系シリコン太陽電池に比べて80分の1という非常に薄い膜で、省資源とされる。さらにホンダが開発しているCIGS太陽電池モジュールは、電池部の一部が影に覆われても電圧低下を起こすことなく安定した発電性能を発揮できる構造を採用しているという

画像3 化合物系薄膜太陽電池の構造(数佐氏の発表資料より) 光の吸収層に銅(Cu)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、セレン(Se)を含むことから、それらの頭文字を取ってCIGSと呼ぶ。バッファ層を含め電力2.4μの薄い膜をガラス基板上に製膜。結晶系シリコン太陽電池に比べて80分の1という非常に薄い膜で、省資源とされる。さらにホンダが開発しているCIGS太陽電池モジュールは、電池部の一部が影に覆われても電圧低下を起こすことなく安定した発電性能を発揮できる構造を採用しているという