相次ぐ企業不祥事と同時進行の株高、「日本評価の買い」に疑問

10月20日、日本の大企業で相次ぐ不祥事。海外勢が最も期待したアベノミクス政策の1つであるコーポレート・ガバナンス改革を揺るがす問題であるはずだが、日本株は20年ぶりの高値を更新するなど絶好調。個別企業の問題で、全体的な業績拡大期待に影響はないとの見方があるものの、世界株に連動して動く株価からは、日本への積極的な評価は感じられない。写真は都内で9月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)